“死闘”準決勝から決勝の舞台に到着したのが1時間前「正直、もう試合はやりたくなかった」ヘトヘトの浜松開誠館が準優勝

2020年8月2日 22時01分

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決勝の5回途中から登板、力投した浜松開誠館の長屋

決勝の5回途中から登板、力投した浜松開誠館の長屋

  • 決勝の5回途中から登板、力投した浜松開誠館の長屋
  • 優勝を決め、ガッツポーズの城西(中央左)のもとへ集まり喜ぶ聖隷クリストファーの選手たち
 2020夏季静岡県高校野球大会の最終日は2日、準決勝と決勝が行われ、決勝は聖隷クリストファーが浜松開誠館を6-5で下して優勝を決めた。今大会は新型コロナウイルス禍による大会日数の短縮に雨の順延が重なり、準決勝と決勝はダブルヘッダーの強行開催となった。
 準決勝は清水庵原球場と、決勝と同じ草薙球場の2会場で行われた。いずれも午前10時に始まったが、清水庵原球場の浜松開誠館ー駿河総合戦は今大会特別規定の7回までに決着がつかず、タイブレークに突入。浜松開誠館が9回に10点を奪い、11ー2で勝利したのは午後零時10分すぎ。選手は小走りでバスに乗り込み、食事は車内で済ませたが、草薙球場に到着したのは決勝の始まる1時間前だった。
 そういった状況を踏まえ、決勝は予定の午後2時より開始を10分遅らせた。それでも元中日外野手の浜松開誠館・佐野心監督(53)は「正直、もう試合はやりたくなかった。でも選手には『あと2時間頑張れ』と送り出した」とへとへとで臨んだことを吐露。主戦の長屋竣大(3年)は「1日2試合投げるのは初めて。前日からの連投で調整が難しかった。でも、そんな言い訳はしたくなかった」と粘投したが、1点差で涙をのんだ。
 一方、準決勝で静岡商を9-6で破り、決勝は接戦を制した聖隷クリストファーの主戦・城西裕太投手(3年)は「甲子園はなくなったけれど、静岡で優勝すると切り替えた目標を達成し、これまでの野球人生で一番うれしい」とほほ笑んだ。
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