『連れて行きたかった甲子園…』大垣日大・阪口監督の目に涙…「一生の思い出になる試合内容」で岐阜大会制す

2020年8月2日 20時58分

このエントリーをはてなブックマークに追加
夏季岐阜県高校野球大会を制し歓喜する大垣日大ナイン

夏季岐阜県高校野球大会を制し歓喜する大垣日大ナイン

  • 夏季岐阜県高校野球大会を制し歓喜する大垣日大ナイン

◇2日 夏季岐阜県高校野球大会 大垣日大6-5中京(長良川球場)

 2020夏季岐阜県高校野球大会は2日、岐阜市の長良川球場で決勝が行われ、大垣日大がタイブレーク制の延長11回、6―5で中京に競り勝って優勝した。
 百戦錬磨の大垣日大・阪口慶三監督(76)の目に涙がたまったのは、「甲子園」の言葉が報道陣から出たときだった。「(連れて行きたかったか?)言うまでもない。当然」。9回に角田の2ランで2点差を追いつき、延長11回に勝ち越した。「一生の思い出になる試合内容」と表現するほどの激戦を制しての優勝だけに、選手の心情を思い感極まった。
 甲子園への道が閉ざされた影響を、阪口監督は大会前から実感していた。「投手は投球練習の球数が減った。それまでは150~180球投げていたけど、甲子園がなくなって50~60球になった。夢があるから、ブルペンでも投げられるんだ」
 今大会では投手のスタミナ不足を危惧し、積極的に継投策を講じた。決勝でもエース柄沢を5イニングで降板させると、春先に血行障害の手術をした右横手投げの山本、さらに権田へとつないだ。山本は2イニングを被安打0。権田も最速143キロの直球を主体に10回無死満塁のピンチをしのぐなど、4イニングを無失点。苦肉の投手リレーがはまった。
 権田は「大会前から6人の投手で何とか投げきろうという話をしていた。(優勝して)甲子園があったらという思いも浮かんだけど、仕方ない。次のステージを目指す」とすがすがしく語った。 決勝で阪口監督が起用した選手は17人に上った。昨秋王者でV候補筆頭の県岐阜商が校内で感染者が出た影響で出場を辞退。コロナ禍を色濃く映した今大会を、大垣日大の結束力が制した。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ