テレワーク「隠れ残業」増 働く姿見えない分頑張りがち

2020年8月3日 05時00分 (8月5日 21時01分更新) 会員限定
 新型コロナウイルスの感染拡大を機に広がるテレワーク。陥りやすいのが隠れ残業だ。オンオフの切り替えが難しく、夜遅くや休日でも仕事をしてしまう人は多い。「昼間の働きぶりが見えない」として、テレワーク時に限って残業を認めない企業もあるが、仕事量が出社時と変わらなければサービス残業の温床に。テレワーク率を七割にするよう政府が再び企業に求める中、仕事量や時間管理がより重要になっている。(添田隆典)
 「業務終了です」。東京都内の編集プロダクションに勤務する四十代の女性は、上司にLINE(ライン)でそう送った後、こっそり残業を始める。
 社員約十人の職場は四月の緊急事態宣言以降、交代で一人当たり週二日ほどテレワークを実施。始業の午前九時に「業務開始」、終業の午後五時に「終了」を報告することがルール化された。残業は「一日サボらずに働いていたかが見えない」として、テレワークに限り禁止された。
 しかし「定時で切り上げられる日の方が少ない」と女性。原稿の執筆や取材先とのやりとりなど、こなすべき仕事量は同じだからだ。結局、テレワークの日は二時間ほど隠れ残業をする...

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