ショット回復の松山英樹は8打差22位浮上 12メートルのバーディーパット決め笑顔「少しはよくなってきた」
2020年8月2日 12時31分
▽1日 世界選手権シリーズ第3日 米テネシー州メンフィス、TPCサウスウインド(7277ヤード、パー70)78選手
【メンフィス(米テネシー州)テッド・ムース】松山英樹(28)=レクサス=は5バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算4アンダーにして22位に上がった。首位とは8打差に縮めた。通算12アンダーにしたブレンドン・トッド(米国)がトップを守った。
松山はショットが回復。パー3をのぞく14ホール中10ホールでフェアウエーをとらえた。パーオンは16ホールで成功、逃した2ホールもグリーンエッジだった。
前日池ぽちゃした14番パー3では、3メートルにつけてバーディー。17番で残り231ヤードを12メートルに乗せ、フックラインを最後の一転がりでカップに沈めて5つ目のバーディーを決めると、コースに隣接する敷地から観戦していた人たちから大きな拍手が起こった。ウイルス禍で無観客試合が続く中、久しぶりに浴びたファンの声援に、松山も白い歯を見せて笑った。
「少しはよくなってきた。グリーンに乗る回数が増えた分、落ち着いてプレーできた。(声援は)長らくああいうのがなかったのでうれしかった」と口調も穏やか。次週のメジャー戦・全米プロに向けてもきっかけをつかんだよう。「明日もいいスコアで回って、来週に向けて頑張りたい」と話した。
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