「政治って何だろう 話し合って」 映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 12時26分更新)
舞台あいさつで「映画を通じて、家族、友人と政治って何なのかを語り合ってもらえれば」と話す大島新監督=金沢市香林坊のシネモンドで

舞台あいさつで「映画を通じて、家族、友人と政治って何なのかを語り合ってもらえれば」と話す大島新監督=金沢市香林坊のシネモンドで

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シネモンドで大島監督あいさつ 


 官僚から政治家に転身した小川淳也衆院議員(49)=無所属、比例四国ブロック=の姿を二〇〇三年の初出馬から十七年間にわたって追い、政治のあり方を問いかけるドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の上映が一日、金沢市香林坊のシネモンドで始まった。初日に大島新(あらた)監督(50)が舞台あいさつし「新型コロナ禍で、政治家の言葉に注目が集まる。映画を通して、政治って何だろうと話し合ってもらえれば」と語った。
 大島監督は高松市出身の妻に高校の同級生である小川氏が衆院選に立候補する話を聞き、三十二歳で官僚の職を捨て政治家を志す姿を追い始めた。真っすぐ「総理大臣を目指す」と語った小川氏。〇五年に比例復活で初当選、政権交代も経験したが、再び自民党に政権を奪われると安倍一強下で野党は沈む一方。一七年の総選挙では民進党の希望の党への合流問題で苦悩し、支持者らからも厳しい声を浴びる。
 「正直でひた向きな彼のような政治家がうまくいかないのはなぜなのか、その理由を通し、今の政治の問題が描けるのではと考えた」と大島監督。小川氏が総理になるのは「針の穴を通すくらい難しい」という一方で「新型コロナもあり、今後は政治家に求める資質は変わる。時代の要請がないとは限らない」とも述べた。上映は十四日まで。 (松岡等)

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