あわらの観光ガイド 連携 協会設立、技術向上図る

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 11時58分更新)
ガイド技術の向上や互いの連携を誓う会員たち=あわら市役所で

ガイド技術の向上や互いの連携を誓う会員たち=あわら市役所で

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 二〇二三年春の北陸新幹線県内開業に向け、あわら市内で活動する観光ガイドがスクラムを組んだ。計三十人が加盟する三団体を核に、個人で活動する三人も加わり、七月三十日に市観光ガイド協会を設立。ガイド技術の向上や新たなガイドの育成などを通じて、おもてなしの輪を広げ、あわらファンを増やすのに一役買いたい考えだ。
 市役所であった設立総会には二十三人が出席。あわらの知名度や観光客の満足度アップに向けた規約や事業計画を決めた。初年度はガイドの受け付けや連絡体制の構築、基準料金の設定など活動基盤の整備に重点を置く。浄土真宗中興の祖・蓮如上人が、同市吉崎に北陸での布教の拠点を設けた「吉崎開山」から五百五十年の節目を来年に控え、地元寺院や住民が企画する記念事業にも協力。隣接する坂井市や石川県加賀市との連携、あわら温泉地区や剱岳地区でのガイド組織設立の支援にも取り組む。
 市内では古代製鉄遺跡が集中する細呂木地区で区長経験者らがつくる「細呂木地区創成会」有志が一八年秋にガイドチームを結成。一九年春には宿場町として栄えた旧金津町市街地に「金津まちなかガイド」、今年六月には中世の宗教都市・吉崎エリアに「吉崎ガイドクラブ」が相次いで発足し、連携の機運が高まっていた。
 会長には金津まちなかガイド会長の清水與志男さん(67)、副会長には吉崎ガイドクラブ会長の加戸博春さん(81)と細呂木地区創成会副会長の竹内輔常さん(77)が就いた。事務局は市観光協会に置く。
 観光業は新型コロナウイルス感染症による“逆風”も吹く中の船出だが、清水さんは「積み上げが大事」と意欲を見せた。
 佐々木康男市長と同協会の前田健二会長は「お客さまが地域を巡り、あわらのファンになる仕掛けづくりを担っていただきたい」などと期待を寄せた。 (北原愛)

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