工大福井  投手戦制す 県高校野球大会

2020年8月2日 11時20分 (8月2日 11時20分更新)
福井工大福井-福井商 9回表福井工大福井2死二、三塁、新山が右翼線二塁打を放ち4-2と勝ち越しに成功する。投手奥村、捕手岩佐=福井市の県営球場で(山田陽撮影)

福井工大福井-福井商 9回表福井工大福井2死二、三塁、新山が右翼線二塁打を放ち4-2と勝ち越しに成功する。投手奥村、捕手岩佐=福井市の県営球場で(山田陽撮影)

  • 福井工大福井-福井商 9回表福井工大福井2死二、三塁、新山が右翼線二塁打を放ち4-2と勝ち越しに成功する。投手奥村、捕手岩佐=福井市の県営球場で(山田陽撮影)
  • 奥村開

福井商 五回逆転実らず

 県高校野球大会第8日は1日、福井市の県営球場で準決勝2試合が行われ、敦賀気比が3年連続、福井工大福井が5年ぶりの決勝へと進んだ。両校が夏の大会決勝で戦うのは2015年以来、5年ぶり。決勝は3日、同球場で午前10時に試合開始。NHKとFBCが中継を行う。
 ▽準決勝 (県営)
工大福井 000 010 103―5
福井商  000 020 000―2
(工)垣外中、高木−大上
(福)奥村−岩佐
福井工大福井5−2福井商
 ○…九回に勝ち越した福井工大福井が、福井商との投手戦を制した。
 福井工大福井は七回1死三塁から南のスクイズで同点に追い付いた。九回は1死から連打と犠打で2死二、三塁とし、新山の右翼線二塁打で2点を勝ち越し、大上の左前打でさらに1点を加えた。福井商は七回2死二塁や八回1死三塁を生かせず、先発の奥村を援護できなかった。

高い潜在能力示す

福井商・奥村

 ○…集大成の大会で抜群の存在感を残した。腰のけがで一年時から登板できずにいた福井商の右腕、奥村開=写真=が力強い投球を見せた。
 身長一八五センチ、体重八〇キロ。恵まれた体格から繰り出す最速144キロの切れのある直球はもちろん、最大の武器は手元で落ちるスライダーだ。準決勝はこれを決め球に8奪三振。九回に力尽きたものの、潜在能力の高さを示した。
 昨秋に腰のけがが再発。以降は体幹を強化し、腰に負荷がかからないフォームを固めた。「今日はみんなが俺に託してくれた」と、感謝の思いを胸に完投。「楽しかった。大学に進み、将来はプロに行きたい」。その素質は十分にある。 (谷出知謙)

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