キッセイ文化ホール改修オープン OMFの会場、地震対策や客席刷新

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 10時57分更新) 会員限定
天井板を直接鉄骨に固定する工法で耐震化させた大ホール=松本市水汲のキッセイ文化ホールで

天井板を直接鉄骨に固定する工法で耐震化させた大ホール=松本市水汲のキッセイ文化ホールで

  • 天井板を直接鉄骨に固定する工法で耐震化させた大ホール=松本市水汲のキッセイ文化ホールで
  • 天井の脱落対策が施されてリニューアルした大ホール=松本市水汲のキッセイ文化ホールで

 世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務める国際音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」が開かれてきた松本市水汲のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)が一日、大規模改修を経て約十カ月ぶりにリニューアルオープンした。良質な音響は損なわず、耐震化などを図った。リニューアル記念で二十二、二十三日にOMFの映像を通したフィルムコンサートを開く。 (竹内なぎ)
 一九九二年の完成以来初めての大規模改修は、三十三億円をかけて昨年七月に着手。九月から休館していた。大ホールは地震による天井の脱落対策として、建物と一体の鉄骨に天井板を直接固定させる工法を採用した。「OMF」など各種コンサートで利用されてきたため、音響面は従来と変えないようにした。
 客席も刷新し、専用エレベーターも新設。トイレは全て洋式に変更した。建物の外壁を覆うタイルはそのまま残し、石調の樹脂製吹き付け材で仕上げた。金井貞徳館長は「県の文化拠点の一つとして、多くの利用者に心地よく使ってもらい、県民に文化を発信したい」と話した。
 フィルムコンサートでは、小澤さんの指揮でサイ...

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