古関裕而作曲・幻の市民歌 爽やか初披露 土岐の合唱団

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 10時42分更新) 会員限定
爽やかな歌声で土岐市民歌を歌う少年少女合唱団のメンバーたち=土岐市土岐津町の市文化プラザで

爽やかな歌声で土岐市民歌を歌う少年少女合唱団のメンバーたち=土岐市土岐津町の市文化プラザで

  • 爽やかな歌声で土岐市民歌を歌う少年少女合唱団のメンバーたち=土岐市土岐津町の市文化プラザで
 作曲家でNHK連続テレビ小説「エール」主人公のモデルとなった古関裕而(こせきゆうじ)(一九〇九〜八九年)が作曲したものの、未発表になっていた土岐市民歌が一日、同市土岐津町の市文化プラザで初披露された。
 幻の市民歌は、七〇年に土岐青年会議所(JC)の設立五周年記念事業として作られたが、歌詞への異論が出たため公に披露されることはなかった。三年前、市内在住の女性(77)らが家族旅行で福島県の古関裕而記念館を訪れた際、作品リストにあった市民歌を発見。ドラマ放送に合わせ、市教委が調査し、制作の経緯などが明らかになった。
 土岐少年少女合唱団の約三十人が、関係者三十人ほどに、爽やかな歌声で披露。曲を市教委に紹介した女性は「五十年埋もれていた曲を若々しい声で歌ってもらい、胸がいっぱいになった。軽やかな曲調で自然と体が揺れた」と笑顔を見せた。
 合唱団メンバーの大学四年、山中絢加さん(21)は「自分たちのまちの歌を有名な人が作っていたのはうれしくなった。歌っていて優しい気持ちになった」と表情を緩めた。 (片岡典子)

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