生活インフラ、全力復旧 県内7月豪雨

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時01分更新) 会員限定
道路ごと電柱が崩落した現場での復旧作業=高山市高根町池ケ洞で(中部電力パワーグリッド提供)

道路ごと電柱が崩落した現場での復旧作業=高山市高根町池ケ洞で(中部電力パワーグリッド提供)

  • 道路ごと電柱が崩落した現場での復旧作業=高山市高根町池ケ洞で(中部電力パワーグリッド提供)
  • 崩落した国道41号を背に、増水した飛騨川を見つめる今村さん=下呂市小坂町門坂で
 飛騨地方を中心に県内を襲った7月の豪雨は、電気や道路など生活インフラに大きな被害をもたらした。停電の復旧では、被害が出る前に応援要員を配置する対策が奏功。崩落した下呂市の国道41号の現場では、降り続いた雨と闘いながら、今月中の復旧を目指して作業が続けられている。

<停電>

 「簡単には手出しできんな」。中部電力パワーグリッド岐阜支社(岐阜市)の配電建設課の國田哲臣班長(44)は、土砂崩れで電柱ごと流された下呂市小坂町の現場に思わずうなった。停電の復旧作業に携わって二十五年近くになるが、初めて目にする光景だった。
 倒木による電線へのかかり木などが被害の中心となる台風と異なり、今回は各地で土砂崩れや道路の崩落が相次ぎ、交通網が寸断。停電の原因になっている現場に入ることすら困難になっていた。
 大雨による交通規制が予想されたため、同社では被害が出る前日の七日、岐阜支社などから高山市や下呂市に応援の要員を前もって派遣。國田班長も下呂市の民宿に宿泊しており、八日午後に現場に到着していた。倒れた電柱から電線を外し、九日の午後に復旧させた。住民からは「思ったより早かった」と感謝の声が上がった。
 今回の豪...

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