農福連携、広がる可能性 大町の3人、ブルーベリー生産

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時00分更新) 会員限定
ブルーベリーを収穫する「てとてと松川作業所」の利用者=大町市常盤で 

ブルーベリーを収穫する「てとてと松川作業所」の利用者=大町市常盤で 

  • ブルーベリーを収穫する「てとてと松川作業所」の利用者=大町市常盤で 
  • 赤松さんたちがインターネット販売しているブルーベリー
  • 業務用冷凍庫を前に、ブルーベリーをPRする赤松さん=大町市常盤で
 大町市内で、畑違いの男性3人がタッグを組み、ブルーベリーの生産に乗り出した。福祉事業所との「農福連携」で、障害のある人にも収穫や選別を担ってもらっている。無農薬で栽培し、地元のほかインターネットで全国に販売。「もうかる農業」へ、手応えを感じている。 (日下部弘太)
 ブルーベリー園があるのは市南部の常盤地区。背丈ほどの木が二百五十本、枝と枝が触れ合うように並ぶ。七月半ばに訪れると、市内や松川村の就労継続支援事業所に通う人たちが実を摘み取っていた。蒸し暑かったが、疲れた様子も見せず、丁寧に作業を進める。
 市内の幼稚園児も収穫体験に来ていた。子どもたちは採った実をほおばり「甘くて酸っぱい」と笑顔を見せた。
 栽培しているのは、赤松僚さん(40)、川上幸伸さん(40)、広野敬大さん(35)。農園の持ち主から地元出身、在住の川上さんに「やってみないか」と話が舞い込み、広野さんが営む農業生産法人が借りる形で今年から始めた。
 赤松さんは八年前、名古屋市から妻の実家がある大町に移住。家電のネット販売をしていた。農産品にも手を伸ばそうと考え...

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