登山者、思い思いに歩み 御嶽山・王滝頂上の規制解除

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時00分更新) 会員限定
青空が広がる中、王滝頂上(中央奥)に向けて歩く登山者たち=王滝村の御嶽山で 

青空が広がる中、王滝頂上(中央奥)に向けて歩く登山者たち=王滝村の御嶽山で 

  • 青空が広がる中、王滝頂上(中央奥)に向けて歩く登山者たち=王滝村の御嶽山で 
  • 噴火発生時刻に剣ケ峰の方角に向かって手を合わせる登山者ら=王滝村の御嶽山で
  • 解体が進む王滝頂上山荘の横を歩く登山者=王滝村の御嶽山で
  • 多くの登山者が待機していたため、5分早く開放された登山道のゲート=王滝村の御嶽山で 
 死者、行方不明者六十三人を出した二〇一四年九月の御嶽山の噴火災害で、一日に立ち入り規制が解除された王滝村の王滝頂上(二、九三六メートル)は、ほぼ六年ぶりに登山者たちの声が戻った。
 登山道ではリュックサックを背負った登山者が足元を確かめながら歩を進め、時折、後ろを振り返って自然の景色を楽しんでいた。
 頂上付近に積もった火山灰は固まり、噴火からの長い年月を物語る。噴火発生時刻の午前十一時五十二分には、数人が山頂・剣ケ峰(三、〇六七メートル)方面を眺め、手を合わせたり、黙とうしたりしていた。
 噴火で知人を亡くし、学生時代には王滝頂上山荘で働いた安曇野市穂高有明、団体職員の女性(62)は「山荘が壊れてしまっているのを見て本当にショック。まだ行方不明の方が早く見つかってほしい」と涙ぐんだ。
 頂上で仲間と昼食を取った山梨県南アルプス市の工務店経営、小林一二三さん(72)は「頂上まで来られるようになってうれしい。御嶽山には毎年来ていたから、噴火が人ごとと思えなかった」と話した。
 御嶽神社の王滝頂上奥社は被災した本殿を再建し、来月三日まで土日に神職が社務所に滞在する。御嶽講の信者でさいたま市の神職、...

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