歌への情熱、作詞と朗読に 名古屋の「ばあちゃん合唱団」

2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時00分更新) 会員限定
新型コロナウイルス対策で合唱練習ができない中、メンバーが書いた詞に合わせ即興演奏を披露する嶺田さん(手前)=中区のイーブルなごやで

新型コロナウイルス対策で合唱練習ができない中、メンバーが書いた詞に合わせ即興演奏を披露する嶺田さん(手前)=中区のイーブルなごやで

  • 新型コロナウイルス対策で合唱練習ができない中、メンバーが書いた詞に合わせ即興演奏を披露する嶺田さん(手前)=中区のイーブルなごやで
 名古屋市の高齢女性でつくる「ばあちゃん合唱団」が七月、新型コロナウイルスの感染拡大による休止から五カ月ぶりに活動を再開した。ただ、練習場所が「三密」になりやすく飛沫(ひまつ)も拡散しやすい合唱には感染のリスクも付きまとう。「歌いたい。でも歌えない」。葛藤を続けていた合唱団が見つけ出した新しい活動様式は、歌詞の創作と朗読だった。 (清水大輔)
 七日午前、中区内の集会室に集まったばあちゃんたちは、距離を取って座ったいすから一人ずつ立ち上がり、自作した童謡の歌詞を朗読していった。
 「はにかみ笑顔の一年生 分散登校楽しんで コロナなんかに負けないで 仲良し友達できるかな」
 「一年生」と題した詞を創作した守山区の長谷川豊子さん(72)には離れて暮らす孫がいる。四月の入学式に出席した直後に臨時休校となった状況を思い、「当時は混乱していたと思う。かわいいたった一人の孫なので小学校生活が楽しいものであってほしいと願って作った」という。
 「五十年前に嫁いだ家からよく見えた名古屋城のシャチホコを思い出しながら考えた」「戦争で焼け出された故郷の風景を思い出しながら作った」。作詞の背景にはばあちゃん一人一人...

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