滋賀・伊香高の隼瀬がプロ志望届提出へ 昨年快投も調子上がらず…最後の試合は登板機会なし

2020年8月1日 16時17分

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プロ志望届を提出すると表明した伊香高の隼瀬一樹投手

プロ志望届を提出すると表明した伊香高の隼瀬一樹投手

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 湖北の快腕は登板することなく最後の夏を終えたあと、プロ志望届を提出すると表明した。今春センバツ(第92回選抜高校野球大会)の21世紀枠補欠校となっていた伊香高(滋賀県長浜市)の隼瀬(はやせ)一樹投手(3年)だ。1日、滋賀県独自大会の初戦で大津商と対戦(東近江市・湖東スタジアム)し、4ー10の敗退。プロ注目の右腕も調子が上がらず、今夏は背番号「10」。代打で左前安打を放ち、一塁を守っただけだった。8月末のプロ志望高校生の合同練習会に参加して、ドラフト会議を待つ。
 「みんなで滋賀を制覇し、地域の人々を勇気づけようとやってきたが、それができなかった」  昨秋の滋賀予選でベスト4。強豪の滋賀学園を4安打完封し、優勝した近江を苦しめた。178センチ、78キロ、右投げ左打ち。21世紀枠の候補校にも選出されるほど、140キロ前後で伸びのある直球にカットボールなどを駆使する隼瀬を中心としたチームは力をつけていた。
 しかし、6月に部活動が再開されてからも隼瀬の調子は上がらなかったという。小島義博監督は「背番号1は隼瀬より藤井(大智)のほうが良いと選択したことに後悔はない」と話すほどだ。
 それでも勝ち進めば隼瀬の登板も視野に入れていた。この日も同点になれば起用すると伝えていたが、3ー8で迎えた8回に登板を志願した隼瀬をマウンドに送り出すことはなかった。「上で野球をやりたいという意志を聞いている」と、無理をさせなかったようだ。8回に代打で安打を放つと、一塁の守備に就いてチームを鼓舞した。
 「昨秋のような投球ができなくなっていた。上の世界で。プロ野球を目指して、伊香でやってきたことを生かしたい。江川卓さん(元巨人)、吉田輝星さん(日本ハム)のようにスピードではなくキレで勝負できる投手になりたい」。プロ志望届を提出すると明かし、スカウトが見守る8月末の合同練習会へ気持ちを切り替えた。
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