夏休み宿題控えめ?  県内10市町スタート

2020年8月1日 05時03分 (8月1日 12時16分更新)

分量は各学校判断


 県内十市町の小中学校で一日から夏休みがスタートし、他の市町も順次、夏休みに入る。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休校となった学習の遅れを取り戻すため、例年(約四十日間)の半分から四分の一ほどに短縮される。学習の進捗(しんちょく)に加え、気掛かりなのが宿題。分量などは各学校判断となり、子どもの負担を軽減するため宿題を減らして対応する学校も多い。 (坂本碧、清兼千鶴)
 越前市は夏休みが九日間と県内で最も短く、武生東小学校は八月末で一学期分の学習範囲を終える見通し。福井市清明小学校は、前年度の積み残しや実験を行うことができないなどの理由で、教科によって授業の進み具合に差はあるが、年度内に終えられるよう指導内容を計画している。
 敦賀市気比中学校も「年度内には学習範囲を終える」と長期的な見通しを持つ。江戸義直教頭によると生徒たちは四、五月、同市内の中学校五校が協力して新しい教科書に合わせて作った動画や課題などで学習。授業では「理解できている部分は軽めにし、理解が難しい部分に時間をかけ、軽重を付けられた」と話す。休校中の家庭学習が、学校再開後の効率的な授業につながったと強調する。
 清明小学校は夏休み期間中のお盆は家族で過ごしてもらおうと、宿題を例年の半分から三分の一に減らした。坂井市三国北小学校も、お盆時期を考慮して課題は控えめ。大野市陽明中学校も各教科の宿題は例年より少なくなる見込み。夏休み期間が短く、休み明けに控えた二学期に向け「しっかり休んでもらうことも必要」と考えるためだ。
 短い夏休みでも、部活動や補習授業で登校する日は多い。気比中は作文などの自由課題は休校中の家庭学習として出していたといい「ドリルなどの課題も、生徒に負荷が掛からないようにやっていく」と話す。

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