県内求人5年ぶり1.5倍台 6月コロナ影響でダウン

2020年8月1日 05時03分 (8月1日 12時17分更新)

 厚生労働省福井労働局は三十一日、六月の県内雇用失業情勢を発表した。新型コロナウイルスの影響を受け、有効求人倍率(季節調整値)は前月比〇・一三ポイント低下して一・五三倍となった。福井県は前月に引き続き全国トップ(全国一・一一倍)だったが、二カ月連続で〇・一ポイント以上の低下となり、一・五倍台は二〇一五年六月以来五年ぶり。 (長谷川寛之)
 新規求人数(原数値)は前年同月比6・9%減で四カ月連続の減少だが四月(19・3%減)、五月(25・7%減)より減少幅は縮小した。新規求職者は20・6%増で四カ月ぶりに増加した。これらを踏まえ雇用失業情勢判断は「注意を要する状態にある」と据え置いた。
 新規求人数を産業別にみると、幅広い産業で減少が続くものの、一部では増加に転じる産業も出ている。食料品製造業は16・5%増と九カ月ぶりに増加。生活関連サービス業・娯楽業や医療・福祉なども増加となった。山崎直紀局長は「経済活動再開して持ち直しの動きになるとみていた。しかし全国で新型コロナ感染者が増加していることから、今後も注意を要する」としている。
 総務省が三十一日発表した全国の完全失業率(季節調整値)は、前月から0・1ポイント改善して2・8%。県就業実態調査による六月の完全失業率(原数値)も0・1ポイント改善の1・5%。

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