砂像クルーズ 船長気分 金沢港でクリエーター制作

2020年8月1日 05時00分 (8月1日 10時39分更新)
完成した砂像作品「船長とクルーズ船」の出来具合を確かめる古永健雄さん(左)と近藤英樹さん(右後方は制作中の豪華客船の砂像)=金沢市無量寺町の金沢港クルーズターミナルで

完成した砂像作品「船長とクルーズ船」の出来具合を確かめる古永健雄さん(左)と近藤英樹さん(右後方は制作中の豪華客船の砂像)=金沢市無量寺町の金沢港クルーズターミナルで

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羽咋と愛知の2人「撮影楽しんで」


 金沢港クルーズターミナル(金沢市無量寺町)に、豪華客船をテーマにした砂像がお目見えした。船から船長の姿がのぞくデザインで、海を背景に記念撮影ができる。新型コロナウイルスの影響で寄港の中止が相次ぐ中、ターミナルの来場者を喜ばせようと作られた。(押川恵理子)
 制作したのは、砂像クリエーターの近藤英樹さん(51)=愛知県稲沢市。二十三日に石川に来県し、二十八日に高さ一・四メートルの作品「船長とクルーズ船」を完成させた。波やイルカ、カモメもあしらい、にぎやか。船長の後ろに立って頭を出すと、撮影にうってつけとなる。「コロナの暗いニュースが多い中、楽しめる砂像を工夫した。記念撮影し、船長の気分を味わって」と話す。
 金沢では二〇一八年から年一回制作している。いずれの年も、友人で砂像クリエーターの古永健雄(ふるえけんゆう)さん(49)=羽咋市=に誘われた。今回は感染防止のため、現場に囲いを設けて見学者との距離を二メートル以上空けた。
 古永さんも十五日から、金沢港に寄港が予定されている客船「ぱしふぃっくびいなす」をテーマに制作している。高さ一・五メートル、全長七メートルの大型砂像で、大きさは実物の約三十分の一。八月初めにも完成予定で、「本物の船と砂像がコラボできたら」と願う。
 いずれも十一月まで展示する。砂像作りの楽しみの一つが見学者との交流だが、今回はかなわなかった。二人とも、それぞれ参加を予定していたイベントの中止が相次いだ。近藤さんは「来年こそ地元の稲沢サンドフェスタに古永さんを招き、一緒に制作して砂像の魅力を発信したい」と話した。

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