自動車各社「底打った」 挽回に自信

2020年8月1日 05時00分 (8月1日 05時01分更新) 会員限定
 トヨタ自動車グループの二〇二〇年四〜六月期連結決算は、操業停止が雪崩を打つように広がったコロナショックの影響の深刻さを浮き彫りにした。一方、トヨタを中心に自動車メーカーの生産と販売は回復傾向で、各社の幹部は収益改善策を徹底して通期の業績を挽回していく考えを示した。
 「世界各地で稼働が一カ月ほども停止することは未体験だった」。アイシン精機の川崎有恒執行役員は、〇八年秋のリーマン・ショック直後との影響規模を比較し、「今回の方が厳しかった」と率直に語った。
 ただ、豊田自動織機の河井康司経営役員は「(影響は)四〜六月期が底だと思う」と語るなど、各社の幹部は、最悪の状況はいったん脱したとの認識で共通する。デンソーの松井靖経営役員は「リーマンの時は一年かけて静かに下がったが、今回は一気にドンと落ちた感じで、回復は早いのではないか」と指摘。その上で「(平常時では)見えなかった(真の)企業体質が見えるチャンスと捉え、改善をしっかりと積み上げて、年間での黒字を確保したい」と述べた。
 各社はすでに、生産の効率化に加え、設備投資の見直し、残業の削減、ネット会...

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