障害ある作家 感性光る作品 金沢アート工房 市役所で展示

2020年8月1日 05時00分 (8月1日 10時18分更新)
感性豊かな絵画や立体作品が間隔を空けて並ぶ会場

感性豊かな絵画や立体作品が間隔を空けて並ぶ会場

  • 感性豊かな絵画や立体作品が間隔を空けて並ぶ会場
  • オープニングセレモニーで演奏する金沢フルートアンサンブル=金沢市役所第二本庁舎で
 知的障害や精神障害がある作家の芸術活動を支援する「金沢アート工房」の作品展「金沢発信アウトサイダーアート」が三十一日、金沢市役所第二本庁舎一階エントランスホールを主会場に始まった。それぞれの感性が光る絵画や立体作品を展示している。八月三十一日まで。
 参加した作家は十四人。野球のバッテリーがハイタッチする瞬間を大胆な構図で切り取った絵画や、力強く塗った青い絵の具の中心に繊細な筆致で少女を描いた作品のほか、武装した架空のサソリの姿をした粘土など、多彩な作品が並ぶ。本庁舎二階の「喫茶友愛」や、金沢歌劇座地下一階のレストラン「ほんだの森」でも作品の一部が紹介されている。
 作品展は毎年春に金沢21世紀美術館で開かれてきた。十二回目の今年は新型コロナウイルスの影響で延期していた。当初は約百八十点を予定していたが、感染対策として間隔を空けて展示するため作品数を減らし、会期中に二回入れ替えをして計九十点に抑える。
 初日はオープニングセレモニーが開かれ、金沢アート工房主宰の国枝千晶さんは「数は限られるが、厳選した作品。金沢からアウトサイダーアートを全国に発信していく」とあいさつした。金沢フルートアンサンブルが演奏を披露し、市職員らも音色に耳を傾けながら作品を見て回った。展示は土日祝日も見ることができる。観覧無料。 (堀井聡子)

関連キーワード

PR情報

石川の最新ニュース

記事一覧