悩み抱えずSOS出して 山県の高富中で授業

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 12時24分更新) 会員限定
ワークシートにストレスの発散方法などを記入する生徒たち=山県市の高富中で

ワークシートにストレスの発散方法などを記入する生徒たち=山県市の高富中で

  • ワークシートにストレスの発散方法などを記入する生徒たち=山県市の高富中で
 山県市の高富中学校で二十九日、悩みを一人で抱え込まないための方法などについて、生徒自身に考えてもらおうと「SOSの出し方授業」が開かれた。(立石智保)
 若年層の自殺防止に向けた市独自の取り組みで、市内の全三中学校の一年生百八十四人が対象。学校を離れる夏休みにストレスを抱える生徒が多くなる傾向があるといい、この時期に実施した。
 授業は東京都が公開している動画の教材を使って、担任教諭が指導した。ストレスを発散する方法として、生徒らが「好きな音楽を聴く」「大声を出す」「スキップをする」などと意見を交換。「友達がつらそうな時はどうするか」との問いには、「ゲームに誘う」「愚痴を言い合う」などと声が上がった。
 締めくくりに、相談機関の連絡先が書かれたリーフレットが生徒に配布された。市健康介護課の保健師木村育子さんが「解決できない問題を抱えた時は、信頼できる大人に必ず相談してほしい」と呼び掛けた。
 授業を受けた岡田拓海さん(12)は、サッカーチームでゴールキーパーを任され重圧で気分が落ち込んだ時に「下を向くな」というチームメートの励ましが心の支えになったという。「一人で悩んでいてもどうにもならない...

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