新型コロナ 県が感染拡大注意報 「東京など往来自粛を」 知事会見

2020年7月31日 10時13分 (7月31日 11時09分更新)
「福井県感染拡大注意報」が発令され、黄色にライトアップされて県民に知らせるように大きくほえる恐竜モニュメント=30日午後7時39分、福井市のJR福井駅西口で(山田陽撮影)

「福井県感染拡大注意報」が発令され、黄色にライトアップされて県民に知らせるように大きくほえる恐竜モニュメント=30日午後7時39分、福井市のJR福井駅西口で(山田陽撮影)

  • 「福井県感染拡大注意報」が発令され、黄色にライトアップされて県民に知らせるように大きくほえる恐竜モニュメント=30日午後7時39分、福井市のJR福井駅西口で(山田陽撮影)

「黄色信号」 恐竜も啓発

 県は三十日、県内で新型コロナウイルスの感染者が相次いでいることを受け、「福井県感染拡大注意報」を発令した。期間は八月二十三日まで。県民には他県との往来のさらなる注意や、東京からは帰省も控えるよう求めている。県庁で同日会見した杉本達治知事は「大きな塊の第二波の発生にならなよう、早い段階で手当てをしていく」と述べ、県民に協力を呼び掛けた。(尾嶋隆宏、山本洋児)
 同注意報は「黄色信号」という位置付け。この日夜から、JR福井駅西口の恐竜モニュメントが黄色くライトアップされ、街行く人への注意喚起も始まった。県内では二十九日に一週間の新規感染者数が九人となり、県の定める注意レベル(一週間でおおむね五人以上)に到達。県庁であった新型コロナの県対策本部会議で発令を決定した。
 県民に対しては、感染の広がりが続く東京都への不要不急の往来自粛を引き続き求めていく。東京都以外にも、訪問するべきかどうか慎重に判断してもらいたい道府県の「感染拡大注意地域」を設定。一週間の感染状況を基に県のホームページで対象県を公表する。三十日現在で愛知、大阪、福岡、沖縄など十八府県に上る。お盆などで東京からの帰省は控えるよう求めた。
 飲食などの店舗は、業界別の感染防止ガイドラインを守った上で、店頭に県内統一の「感染防止徹底宣言」ステッカーを張ってある所の利用を促す。県民一人一人の徹底したマスク着用も求めている。
 今回の県民への注意喚起は、県が既に呼び掛けていた内容が多く並んだ。杉本知事は「第一波を封じ込めた手法(外出自粛や休業要請)は反作用も大きかった」と説明。できるだけ「注意報でお願いしていることを徹底し、極端な経済活動の停止にならいようにしたい」と語り、感染抑止と経済活動の両立を目指していくとした。
 ただ県は、県内での一週間の新規感染者数はおおむね二十人以上の「緊急事態レベル」に達すれば、注意報を警報などに引き上げる構えだ。
 県はこの日、三月から四月の県内第一波で感染した百二十二人を検証した結果も公表。マスクをしていなかった人の感染事例が数多くみられた。

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