名古屋市、感染者急増にPCR検査が追いつかず

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時03分更新) 会員限定
 新型コロナウイルス感染者の急増にPCR検査が追いつかず、迅速に検査を受けられないケースが再び出始めた。
 複数の生徒が感染した東邦高校(名古屋市名東区)。同校を運営する東邦学園(同)の榊直樹理事長は「検査を早く受けさせたいのに、なぜこれほど時間がかかるのか」と疑問を呈する。
 同校では「相当数」(榊理事長)の生徒と教職員が濃厚接触者になったが、症状が出ている人はいない。学園側は二十七日、保健所に検査を依頼したが「態勢が逼迫(ひっぱく)しており、症状が出た人を優先している」と説明されたという。
 二十九日になって保健所から検査キットが届き、濃厚接触者の生徒全員に配ったが、保健所が回収するのは週明け。結果が分かるのはさらに先だ。榊理事長は「保健所の人たちを責めるつもりはないが、もう少し早くできなかったか。感染者増加に対応し切れていないのでは」と話した。
 検査を受けるには、まず保健所にある「帰国者・接触者相談センター」に相談。必要と認められると、医療機関などに設置されている「帰国者・接触者外来」を受診する。採取された検体は、市衛生研...

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