東海地方で感染者急増なぜ、専門家に聞く 行政の対応に批判も

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時01分更新) 会員限定
 東海地方の新型コロナウイルスの新規感染者数が、名古屋を中心に急増している。原因はどこにあり、拡大を抑えるために必要な対策は何か。専門家に尋ねた。
 愛知県立大の清水宣明教授(感染制御学)は、幅広い年代が感染していた第一波と違い、感染者の多くが十〜三十代だと指摘する。「東京から感染者が入ってきて、『三密』の条件がそろった名古屋の歓楽街で、まずは若者を中心に感染が広がった。若者は症状が出づらい上、人との交流が活発でさらに急拡大した」。その上で、「(緊急事態宣言時の)自粛によるストレスを発散したい気持ちは分かるが、密閉空間には行かず、屋外で遊ぶなど気を付けて」と呼び掛ける。
 愛知医科大の三鴨広繁教授(感染症学)は、東京での感染者急増から二週間ほど遅れて愛知で急増していることのほか、会食の場や家庭内で感染が広がっていることに注目。「人の移動とウイルスの感染は連動する。今後さらに時間をおいて、愛知から岐阜や三重などでの感染者数も増えていくだろう」と話す。
 同時に、東京都が飲食店などの営業時間短縮を要請する方針を決めたことを評価し、「愛知でもピンポイントで休業要請するなど、行政が早急に手を打たない...

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