ライチョウの卵、今年はふ化せず 大町山岳博物館が発表

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時00分更新) 会員限定
 大町市立大町山岳博物館は三十日、繁殖に取り組んでいる国特別天然記念物ニホンライチョウの卵がふ化しなかったと発表した。本年度は初めて、雌に卵を抱かせる自然ふ化を試みていた。
 同館は大学と共同で原因を調べ、来年も自然ふ化に挑戦する。
 博物館によると、繁殖は昨年と同じつがいで実施。五月三十一日〜七月七日に計十二個の卵が産まれ、うち六月七〜十一日に産まれた三〜五個目を受精卵と確認した。雌親が抱卵しなかったため、別の雌に抱かせた。
 だが、ふ化予定日の今月十四日を過ぎてもふ化せず、二十一日に検査したところ、ひなの発達が途中で止まったことが分かった。
 産まれた卵のうち、二個目は中央アルプス・駒ケ岳での国の野生復帰事業に提供した。
 同館では昨年、二十個の卵が産まれた。ふ卵器による人工ふ化で七羽がかえり、うち三羽が成長した。 
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