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砂防ダムを利用した水力発電所、米原で起工 22年稼働へ

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時00分更新)
グランスノー奥伊吹で行われた起工式=米原市甲津原のグランスノー奥伊吹で

グランスノー奥伊吹で行われた起工式=米原市甲津原のグランスノー奥伊吹で

 二〇二二年六月の稼働を目指す水力発電所の起工式が二十九日、米原市甲津原のグランスノー奥伊吹敷地内で行われた。工事を行うのは発電所建設などを行うKANSOテクノス(大阪市)とグランスノーを運営する奥伊吹観光(米原市)の合同で設立した奥伊吹水力発電合同会社。
 発電所が設置されるのは同市甲津原の姉川支流の瀬戸谷川。砂防ダムを利用し、水が通る部分に取水設備を設置。下流に向け全長一・一キロ、高低差百五メートルのパイプを埋設し、高低差を利用した水圧で発電を行う。
 発電所の工事は既存ダムを利用しているため掘削などはなく濁水の流出もない。年間可能発電量は一千三百五十メガワット時で、一般家庭四百五十軒分に相当し、奥伊吹観光の年間消費電力一千百五十メガワット時を超える。奥伊吹観光の草野丈太社長は「環境負荷を抑えるゼロ・エミッションの取り組みとしてやりがいがある。今後も地域に眠る電源を開発したい」と話した。 (磯貝元)

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