柑橘「濃厚」ジェラート 地元産で2種発売

2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時04分更新)
ジェラートの販売計画について話し合う陽だまりファームの高橋博之代表(右から2人目)と中小企業の関係者=浜松市北区三ケ日町で

ジェラートの販売計画について話し合う陽だまりファームの高橋博之代表(右から2人目)と中小企業の関係者=浜松市北区三ケ日町で

  • ジェラートの販売計画について話し合う陽だまりファームの高橋博之代表(右から2人目)と中小企業の関係者=浜松市北区三ケ日町で
  • 「陽だまりファーム」が発売したジェラート2種
 浜松市北区三ケ日町で柑橘(かんきつ)類や同加工品を生産・販売する農業法人「陽(ひ)だまりファーム」が、地元産ブラッドオレンジと青島ミカンのジェラート(氷菓)を開発し、今月から販売を始めた。ともに果汁61%の「濃厚デザート」で、果実感と舌触りのバランスの良さが魅力という。 (武藤康弘)
 珍しさも売りなのがブラッドオレンジで、イタリアの地中海原産で独特の赤っぽい果肉を持つ中晩柑(ちゅうばんかん)。タロッコ種といい、甘味が強く、果肉の色が黄に近いのが特徴だ。国内ではほとんど生産していないが、同法人の高橋博之代表(45)は「近年の気候温暖化で国内の温州ミカン産地でも栽培できるようになった」と話す。
 高橋さんは昨年五月の法人化を機に、離農した生産者が栽培していたブラッドオレンジ園地十アールを引き継いで栽培を始めた。昨年は大半を生果で出荷する計画だったが、秋のひょう害で果実の多くが損傷。傷んだ果実の有効活用のため、ジュースや加工品生産へかじを切った。
 同法人初の冷凍商品販売に向けては、近隣の複数の中小企業・授産所が連携した。氷菓製造はワークホームハピネス(愛知県豊川市)、商品保管はヤマサ水産(湖西市)、販路開拓などは石松商事(浜松市中区)がそれぞれ分担。スムーズな受注と出荷を可能にしている。
 価格は「ブラッドオレンジ」が六百六十円、「青島ミカン」が五百五十円。「食べてもらえれば分かる。贈答品としても選んでもらえたら」と高橋さん。公式サイトでの通販のほか、三方原開拓農協土の市(浜松市北区)、いずれも同市南区のはっ葉(居酒屋)、ファミリーマート浜松小沢渡店などでも販売している。(問)陽だまりファーム=053(525)2340

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