児童の夢 卵に描く 金大付小 東京の先生がオンライン授業

2020年7月30日 05時00分 (7月30日 10時59分更新)
スマートフォンを通して、えぐちりかさんに「ゆめのたまご」を見せる児童=金沢市平和町の金沢大付属小で

スマートフォンを通して、えぐちりかさんに「ゆめのたまご」を見せる児童=金沢市平和町の金沢大付属小で

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パイロット、五輪…色とりどり


 金沢大付属小学校で29日、オンラインを活用した図工の授業が開かれ、東京にいるアートディレクター、えぐちりかさんが先生として招かれた。3年生96人がアドバイスを受けながら、自分の夢を絵や模様で卵の殻の表面に描く「ゆめのたまご」を作った。(戎野文菜)
 えぐちさんは、広告デザインや絵本制作などを手掛けるアートディレクターとして、東京を中心に活躍。同校教員らが夢をかなえた大人を招き、授業の動画を配信する「NEO Teachers(ネオティーチャーズ)」に出演したのがきっかけで、今回の授業が実現した。
 授業ではオンライン会議システムを活用。児童の制作風景をスマートフォンを通してえぐちさんに伝え、えぐちさんの姿も教室のホワイトボードに投影しながら進行した。
 「ゆめのたまご」の制作は、えぐちさんが授業の動画を配信した際に出していた課題。児童は、穴を開けて中身を取り出した卵に、夢を書いた小さな紙を入れ、表面にカラーペンで絵や模様を描いた。
 パイロットやお笑い芸人、歯科医師などの夢を思い浮かべながら制作。水泳選手になり五輪出場が夢という川端彪雅(ひゅうが)君(8つ)は、五色の輪に水泳をイメージした水色の輪を連ねた。「全部の輪っかをつなげて、人と人のつながりも表現した」と話していた。
 えぐちさんは「自分が夢をかなえる姿を想像できればきっとかなう。失敗を恐れずに挑戦してほしい」と呼び掛けた。
 ネオティーチャーズのホームページは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅で過ごす時間が増えた児童のために、五月に開設。無料で動画を配信。同校教員の中川佑紀さんと森田健太郎さんは「オンラインを使って授業のやり方が広がった。子どもたちも楽しんでくれている」と手応えを語った。

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