店名公表、強まる声 コロナ国内感染1000人超

2020年7月30日 05時00分 (7月30日 05時02分更新) 会員限定

新型コロナウイルス感染防止の啓発活動で「錦三」を巡回中、居酒屋のアルバイト男性(左)の訴えを聞く大村秀章愛知県知事=28日夜、名古屋市中区で

 新型コロナウイルスの新規感染者が連日百人を超える愛知県で、クラスター(感染者集団)が発生した店名の公表を求める声が強まっている。県や名古屋市は「感染者を追跡できている」「店の了承が必要」などとして慎重な姿勢を示してきたが、名前が出れば中傷などを受けるリスクを抱える店側からも「対応は大変だが、風評被害を止めるためにも公表を」との意見が上がる。中部の各自治体は、プライバシー保護と感染拡大防止の効果のバランスを見極めた対応を迫られている。

錦三店長ら嘆き

 「このままじゃ店がつぶれる」。名古屋市中区の繁華街「錦三」で二十八日夜、感染防止の啓発活動で巡回した大村秀章知事に居酒屋のアルバイトの男性(42)が詰め寄った。「知事を見かけて我慢できずに飛び出してきた。繁華街全体を悪者にせず、店名などもっと詳細を公表するべきだ」
 近くのキャバクラの男性店長(39)は「ネット上で『あそこの店でコロナが出た』というデマが拡散している。風評被害を止めるため、公表...

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