遠山林鉄の軌道跡に登山道 「エコ登山発信、地域を活性」

2020年7月30日 05時00分 (7月30日 05時01分更新) 会員限定
登山道を整備する大蔵さん(手前)ら=飯田市の遠山郷で

登山道を整備する大蔵さん(手前)ら=飯田市の遠山郷で

  • 登山道を整備する大蔵さん(手前)ら=飯田市の遠山郷で
  • 旧木沢小学校内に開設した事務所で打ち合わせをする大蔵さん(右)=飯田市の遠山郷で
 自然を守りながら登る「エコ登山」を飯田市・遠山郷の南アルプスから提唱する南信州山岳文化伝統の会は、遠山郷の林業遺産遠山森林鉄道の軌道跡を南アへの登山道として復活させようと、整備を進めている。今月には遠山郷内に事務所も開設し、活動を本格化させている。(寺岡葵)
 同会は昨年九月、飯田山岳会が一九五九(昭和三十四)年に民間の登山隊として初めてネパール・ヒマラヤのシャルバチュム(六、九一八メートル)の登頂成功から六十年となるのを機に、飯田市出身の登山家大蔵喜福(よしとみ)さん(69)ら南信州の登山家で設立。標高三千メートルに原生林が広がる自然豊かな南アで、山小屋を造らず、ごみや排せつ物もすべて持ち帰る「エコ登山」を根付かせようと活動している。
 その一環として、かつて遠山森林鉄道の終着駅だった旧梨元貯木場にビジターセンターの設置を計画。登山道は、センターから森林鉄道の軌道沿いに、二路線が合流する北又渡までの約十キロを整備する。森林鉄道は軍用材搬出を目的に建設されたがわずか三十年で廃線となり、二〇一八年に林業遺産に認定された。同会顧問の大蔵さんは「林鉄のストーリー...

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