願(がん)ばる<37> 盆踊り お面手作り

2020年7月30日 05時00分 (7月30日 05時04分更新)
自分たちで色付けしたフェースシールドを着け、盆踊りをする園児ら=浜松市中区の朝田幼稚園で

自分たちで色付けしたフェースシールドを着け、盆踊りをする園児ら=浜松市中区の朝田幼稚園で

  • 自分たちで色付けしたフェースシールドを着け、盆踊りをする園児ら=浜松市中区の朝田幼稚園で
 夜のとばりが降りた園庭でペンギンやパンダ、ヒーロー戦隊が跳びはねる。アソカ学園朝田幼稚園(浜松市中区)で開かれた職員らによる手作りの夏祭り。浴衣姿の園児たちが特製の「お面」を着けて、笑顔いっぱい盆踊りを楽しんだ。
 「お面」の正体はフェースシールド。システム開発を手掛ける「メディアミックス」(同)がホームページで公開している無料のキットを使った。「楽しみながら感染防止につなげられる」と朝元広園長(29)。個性を重視して自分たちで色を塗ることにもこだわり、年長園児ら九十人が手作りした。当初、動物がモチーフのデザインばかりだったが、同社の鈴木宏昌社長(56)は「何か男の子用にもと相談があり、急きょヒーローものを追加した」という。
 同園では、新型コロナウイルス感染症の影響で、保護者なども参加する恒例の夏祭りを中止した。しかし、感染症の広がりが一時期抑えられていたため、外部の人を入れない“プチ夏祭り”を開いた。
 「子どもたちの思い出のためにも『できない』ではなく、『どうすればできるか』を皆で考えていきたい」
 朝元園長はそう話し、園児の輪に加わった。コロナ禍での模索は続く。
 写真・文、川戸賢一

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