シャインマスカットたわわ 蒲郡のハウス栽培

2020年7月30日 05時00分 (7月30日 05時00分更新) 会員限定

シャインマスカットの出来栄えを確認する大森さん=蒲郡市水竹町で

 種がなく皮ごと食べられる高級ブドウ「シャインマスカット」が蒲郡市神ノ郷町の大森萬治さん(73)の農園でたわわに実っている。蒲郡でハウス栽培するのに適した品種として、約十年前から栽培を始めた。八月初めから市内のグリーンセンター蒲郡などの産直施設で販売される。
 大森さんは元々ミカン農家。重油の高騰や農家の高齢化で市内に増えた遊休ハウスの活用策を探ろうと、十数年前に自宅の隣に試験用のハウスを造り、百品種以上の果樹を試した。ブドウは平均気温の高い蒲郡では作りにくい品種が多い中、シャインマスカットは「これしかないというくらい合った」という。
 「酸度が低く、口の中に甘さが残らず爽やかさがある」と大森さん。今年は天候不順で日照が少ないが、「ハウスで雨を防いでいるのでそれほど悪いということはない」という。
 今年は紫色の品種「マスカットノワール」も収穫する。
 蒲郡市内では現在四軒の農家がシャインマスカットを生産している。(木下大資)

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