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鳥羽の神島へ新送水管 老朽化で41年ぶり

2020年5月18日 02時00分 (5月27日 04時10分更新)
 鳥羽市の離島・神島へ新しい海底送水管を敷設する工事が41年ぶりに行われ、報道関係者に13日に公開された。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台としても知られる神島は本土から約15キロと市の離島で最も離れているため、答志島と結ぶ7.7キロ区間での工事となった。6月中旬に通水する予定だ。
 鳥羽市は四つの有人離島へ、県の南勢志摩水道用水を主な水源に、計五本の海底送水管で供給している。本土からは答志島へ二本と、菅島、坂手島へ一本ずつ。そして答志島から神島への一本。
 答志島-神島の現行の送水管(約七・九キロ)は一九七九年に敷設された。それ以前は、島民は雨水などを利用していた。現送水管も老朽化が進む。二〇〇七年には作業船のいかりで破損し、神島は二週間ほど断水する事故もあった。
 十二日に始まった敷設作業は、市と工事受注者の古河電工(東京)が答志島から一・七キロ沖で公開した。
 敷設台船の船尾から、両島を結ぶ新送水管をブイ(浮き)につないで海へ送り出し、最深約八〇メートルの海底に敷設していく。送水管は直径百八十ミリ。樹脂製の管の周りは鉄線などで頑丈に補強されていた。総事業費は約九億四千万円で、四億五千万円は国...

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