AIが導く最適な登り クライミング、KDDIが技術提供

2020年7月29日 05時00分 (7月29日 05時02分更新) 会員限定
スピードの壁を登る楢崎智亜の分析結果。赤い線は重心移動、青い線は手脚などの動きを示している=KDDI提供

スピードの壁を登る楢崎智亜の分析結果。赤い線は重心移動、青い線は手脚などの動きを示している=KDDI提供

  • スピードの壁を登る楢崎智亜の分析結果。赤い線は重心移動、青い線は手脚などの動きを示している=KDDI提供
  • タブレット端末で解析結果などを確認する野口啓代(中)と楢崎智亜(右)=KDDI提供
 人工知能(AI)による動作分析を駆使して、スポーツクライミング選手を支援する取り組みが進んでいる。国内のトップクライマーをサポートする通信大手のKDDI(au)は、壁を登る選手の重心や体の動きを正確につかむシステムを開発。弱点や課題を浮き彫りにするだけでなく、データを分析して「最適な登り」を導き出す狙いもある。 (佐藤航)
 壁を駆け上がる選手の動きに合わせて、重心を示す赤い線が伸びていく。手脚などの動きは青い線で表示。通常の動画では分からない重心の移動やぶれ、ホールド(突起物)ごとの通過タイムなどが可視化され、東京五輪の男子代表、楢崎智亜(TEAM au)は「(登る速さを競う種目の)スピードは体の軌道がすごく重要。目で見られるのはありがたい」と語った。
 KDDIは7月から、楢崎や女子五輪代表の野口啓代らが所属する「TEAM au」に技術提供を始めた。選手はスマートフォンなどで登りを撮影し、動画をKDDIのシステムに送信。AIが指先から足先までの全身65点の動きから重心を割り出し、リアルタイムで分析結果を確認できるようになっている。
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