浜松の専門校生 事業所外観をデザイン

2020年7月29日 05時00分 (7月29日 05時04分更新)
デザイン案を発表した学生と講評する厚地由美子さん(右)=浜松市中区の浜松情報専門学校で

デザイン案を発表した学生と講評する厚地由美子さん(右)=浜松市中区の浜松情報専門学校で

  • デザイン案を発表した学生と講評する厚地由美子さん(右)=浜松市中区の浜松情報専門学校で
  • 学生が考えた建物の配色案

 浜松情報専門学校(浜松市中区)医療事務科の学生が、市内の事業所が所有する建物の外観のデザイン制作に取り組んでいる。二十七日は同校で、優秀なデザイン案を提出した学生が内容を発表。今後、学生たちの案をもとに事業所や塗装業者が検討し、今秋にも工事を終えて学生たちの成果が形になる。 (坂本圭佑)
 同科の二年生二十七人は五月から、カラーコーディネートの授業で、講師のカラーアナリスト厚地由美子さんから色彩やデザインについて学んできた。授業の集大成として、同市南区の事業所と、隣接する寮の計三棟の外観デザインを担うことになった。
 テーマは「都会のオアシス」、コンセプトは「閑静な住宅街の中の洗練されたグリーンガーデン」。学生たちは実際の建物の写真や地図を把握した上で、住宅街という環境に合わせながらも要所に個性を出した配色を考えた。
 この日は、優れたデザインとして選ばれた六人が案を発表した。
 藤田尚加さん(20)は、事務所をブルーグレーで落ち着いた印象にデザイン。寮は壁をグレー、屋根を黒にしつつ、一部を青色とすることで現代的な雰囲気を持たせた。藤田さんは「(採用されれば)恥ずかしさはあるけれど、自分のデザインが現実のものとして残っていくと考えるとうれしい」とはにかんだ。
 今後は、学生たちのデザイン案をもとに、同市南区の塗装業「オサカベ」が工事を進め、今秋にも完成させる予定。厚地さんは「学生たちのデザインはそのまま使えるほど出来が良かった。悩んで考えたものが現実になることで、将来の自信につながればいい」と話した。

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