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淡々いや、ダラダラ…力士も私も気が乗らない日もある…こんな時に部屋持ちの親方が…勘弁してほしいです【北の富士コラム】

2020年7月28日 21時53分

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輝(上)がはたき込みで炎鵬を破る

輝(上)がはたき込みで炎鵬を破る

  • 輝(上)がはたき込みで炎鵬を破る
  • 白鵬(右)が押し出しで北勝富士を下す

◇28日 大相撲7月場所10日目(東京・両国国技館)

 力士も15日間のうちにはどうしても気の乗らない時があるものです。今日(10日目)はテレビの解説でしたが、前半戦からこれといった熱戦もなく、淡々というよりダラダラとした相撲が続いた。
 照ノ富士が1敗を守った一番にしても松鳳山にいつもの元気がなく、凡戦に終わってしまった。後半戦に期待するよりない。こんな御時世にわざわざ国技館まで来て頂いたお客さんに申し訳がない。
 いつもは観客を沸かせる炎鵬も、輝に簡単に押し潰(つぶ)され場内はどうしても盛り上がらない。正代と大栄翔も、一方的に正代が押し出され2敗となり場内は静まり返るばかり。最後の頼みの綱である朝乃山と御嶽海に熱戦を期待するが、御嶽海の一方的な相撲に終わった。全勝力士の敗戦に場内は落胆の雰囲気が漂う始末。
 こうなると、もういけません。結びの白鵬と北勝富士も、白鵬は我関せずとばかり情け容赦なく一気に押し出した。私は何とか盛り上げようと大した期待もしていないのに「もし北勝富士の押しが決まれば、波乱も有りますよ」と心にもない事を言ってしまった。白鵬の強さばかりが目立った10日目の土俵でした。
 大変申し訳ないですが、こんな日もあるんです。私も最後まで気合が乗らずじまいで終わりました。帰宅してから、いつもはすぐに原稿を書き始めるのですが筆を持つ気にもならず、すぐに飯を食べました。昼の残り物です。カボチャの煮物に豆を甘く煮たヤツと、なぜかお祝い事でもないのに赤飯。食欲もないのでこれで十分です。少し腹が出てきたので丁度(ちょうど)いい加減でしょう。
 今日も沢山(たくさん)の感染者が出ています。こんな時、また協会員、それも部屋持ちの親方が、飲み屋で酔いつぶれ寝入ったところをネット上に掲載されたらしい。まったく困ったものだ。まだあるのではと心配である。もう勘弁してほしい。もう寝ます。(元横綱)
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