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白鵬が圧勝で10連勝!史上初となる横綱1000回出場の節目に単独トップに

2020年7月28日 21時27分

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北勝富士を押し出しで破り懸賞金を手にする白鵬

北勝富士を押し出しで破り懸賞金を手にする白鵬

◇28日 大相撲7月場所10日目(東京・両国国技館)

 白鵬(35)=宮城野=は北勝富士を一方的に押し出して10連勝とし、史上初となる横綱1000回出場の節目を飾った。
 2007年の名古屋場所。新横綱として初めて土俵に上がったあの日から数えて1000回。歴代の横綱で初の大台に乗せる一番を、白鵬は横綱として自身の記録を更新する37回目の初日から10連勝で決めてみせた。
 そしてついに単独トップ。結び前の一番で連勝ストップした朝乃山に対し、八角理事長(元横綱北勝海)は「優勝争いにとってはダメですよ。大きく後退だよね。白鵬だから、なんせ」。わずか1差なのだが、理事長にそう言わしめるほどその差はでかい。
 それは、数字を見てもよく分かる。818回出場で2位の北の湖を引き離す横綱出場記録は、長期にわたって強さを維持している証し。横綱勝利数は882で後続に200以上の差をつける。さらに白鵬は横綱出場1000回で882勝118敗(不戦敗を除く)。勝率は8割8分2厘という驚異的な数字をはじき出す。昭和以降に横綱昇進の横綱では2番目の記録。1位は白鵬が敬愛する双葉山の8割9分1厘だが、安定感が桁違いだ。
 それにしても今場所の白鵬は恐ろしいほど前に出る。感染予防対策として取材は支度部屋前とオンラインで行われているが、この日の白鵬は応じなかった。ただ、場所前に強調していたのがぶつかり稽古。6月半ばから開始し「(今まで)こんなにぶつかり稽古したかな。押す稽古ね」と言うほどやってきた。
 出稽古ができない中で部屋には小兵の炎鵬、石浦しか関取がいない。これまでは部屋で体をつくってから、初日までの1週間は出稽古というのがお決まりのパターン。それができないまま臨むことに「ちょっと難しいけどね。想像できない。今までないからね」とさすがの横綱も不安を漏らしていたが、やってきたことはウソをつかない。
 普段から基本の四股やすり足、てっぽうを誰よりもやり込んでいる横綱だが、ここにきて再び原点回帰。今場所は若返った白鵬を見せられているようだ。

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