障害者と地域をつなぐ自販機 鳥羽の事業所が設置

2020年7月28日 16時00分 (7月28日 16時00分更新) 会員限定
事業所で作られた商品(上から2段目)が並ぶ自動販売機。中央のモニターで障害者らの活動が分かる映像を流している=三重県鳥羽市松尾町の「五っぽ」で

事業所で作られた商品(上から2段目)が並ぶ自動販売機。中央のモニターで障害者らの活動が分かる映像を流している=三重県鳥羽市松尾町の「五っぽ」で

  • 事業所で作られた商品(上から2段目)が並ぶ自動販売機。中央のモニターで障害者らの活動が分かる映像を流している=三重県鳥羽市松尾町の「五っぽ」で
  • 障害者が作った商品の中から、コンパクトにまとまるものを自販機で販売している=三重県鳥羽市松尾町の「五っぽ」で
 障害者が作る商品を多くの人に手に取ってもらおうと、就労支援もする多機能型事業所「五(い)っぽ」を運営する「アスリードプラス」(三重県鳥羽市)が今月から、手織りのかばんなど五っぽの商品を市内に設置した自動販売機で販売している。全国に自販機は二百八十四万台あるとされるが、障害者の商品を扱う事例は珍しいという。 (足達優人、写真も)
 自販機では、素材や色を自由に選べる「さをり織り」のかばんやせっけん、鍋敷きを二百〜五百円で販売。自販機の利用を促すため、飲料も販売する。中央部分のモニターでは、五っぽに通所する人たちの活動の様子が分かる写真や映像を紹介する。自販機は既に、アスリードプラスの事務所前に一台設置。今月三十日にはさらに、市内の保健福祉センターひだまり、市役所前のビル、鳥羽高校の通学路と、人通りの多い三カ所にも設置する。
 五っぽでは十人の障害者が就労中。これまで商品は主に市内の喫茶店や旅館でしか購入できず、日常的に市民が目にする機会は少なかった。谷水洋介社長(36)は「認知度を高めるためにも、人目に付くところに商品を置きたかった」といい「自販機の商品補充...

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