GoTo登録事業者第1弾 県内は20社と63施設

2020年7月28日 05時00分 (7月28日 09時30分更新)

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」で観光庁は二十七日までに、登録事業者一覧をホームページ(HP)で公表した。第一弾の登録となり、県内からは二十社の旅行社と六十三軒の宿泊施設が入った。しかし、旅行社からは「割引した旅行商品の販売方法が分からない」との声が聞こえ、現場の混乱は続いている。
 本紙の取材に対し、観光庁は「登録一覧への掲載は、登録決定と思ってもらっていい。HPで一覧を随時更新し、登録事業者数を増やしていく」と説明した。全国では千二百社の旅行社と五千七百軒の宿泊施設が登録された。
 これを受け、全国規模の大手旅行社は同日、割引適用した価格での旅行商品の販売をスタートした。しかし、県内で登録された複数の地元旅行社に取材すると、いずれも販売には動き出せていなかった。
 越前市のある旅行社は「国の35%割引を適用させた旅行代金の取り扱いが分からない」と話す。お客から割引済みの代金を受け取っても、旅行社から国にどう差額分を請求するのかが不明。「小さな会社には流れの説明が全くない」と憤りった。一方、登録された県内宿泊施設は「割引が適用される宿です」と予約客らの問い合わせに答えられるようになった。ただ、あわら温泉の旅館経営者は「温泉街では、ネットでの登録申請がうまく進まず困っている旅館もある。地域で横一線になってGoTo受け入れを始めらないのではないか」と危惧していた。 (尾嶋隆宏)

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