愛知県、新型コロナで判断指標を改定

2020年7月28日 00時24分 (7月28日 00時32分更新)
 愛知県は27日、新型コロナウイルスの感染状況に応じて休業要請などを判断する参考としてきた「注意」と「危険」の2段階の指標を改定し、4段階に細分化した新たな指標を公表した。県の医療体制などを検討する専門家のコロナ対策検証委員会で提示し、大村秀章知事は会見で「社会経済活動の制限にも、一つの判断指標として使っていきたい」と述べた。
 国に報告する病床確保計画の区分に合わせて改定した。新たな県の指標は、従来の2段階の間に「警戒」と「厳重警戒」を加えて細分化し、1週間の平均新規感染者数など従来の3項目の基準に「平均重症者数」を加えた。
 県によると、26日時点で新指標4項目のうち新規感染者数が「危険」の基準値を上回り、1週間の陽性率と平均入院患者数は「厳重警戒」の領域にある。新たに加えた平均重症者数は集計中という。従来の指標では、すべての項目とも「危険」の基準に達した。
 新指標の基準値は、国が示した計算式に基づく想定患者数などを加味して設定した。想定患者数はピーク時で一日に136人の感染者が出て療養数は最大1778人になると算出した。
 県は各段階で即応できる病床数を増やし、「危険」の段階になれば自宅や宿泊施設での療養以外で839床以上を確保するとしたが、社会経済活動の制限に関し大村知事は「その段階で適切に判断したい」と述べるにとどめた。

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