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痛恨Fから成長した峰竜太が絶妙SでオーシャンC制覇「蒲郡と鳴門の敗戦が自分の財産」1億円突破でランク1位に浮上

2020年7月26日 20時56分

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第25回オーシャンカップで優勝し、ポーズをとる峰竜太

第25回オーシャンカップで優勝し、ポーズをとる峰竜太

 徳島県・鳴門ボートのSG「第25回オーシャンカップ」は26日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、4号艇の峰竜太(35)=佐賀=が4コースからコンマ08のSで差しを決め、2018年・グランプリ以来ビッグ通算3回目でこの大会は3年ぶり2回目の優勝。賞金3300万円を加算して今年の獲得賞金額は1億円を突破、同ランキングはトップに躍り出た。2着は本番3カドに引きトップSでレースを作った茅原悠紀、3着にはイン立て直し道中で枝尾賢に競り勝った瓜生正義が入った。
 勝つのは自分だと信じていた。1Mの展開を味方につけた峰が、18年グランプリ以来のタイトル取りに成功。今大会のキャッチコピー『夏は波に乗ったもん勝ち』は、「僕のためのキャッチフレーズですね。完全にビッグウエーブに乗りました」と手放しの喜びようだ。
 本番で茅原がイチかバチかの3カドを選択。峰にとっては「想定外」だったがゼロ台のSを踏み込むと、殺到する1Mに内はガラ空き。機敏な二番差しでBS加速へ。「自分が信じた出足が実になっていた。ナンバーワンクラスのいい足をしていました」と胸を張る機力で突き抜ける。涙をこらえてピットに引き揚げると、同支部の古賀繁輝らが駆け寄り祝福。GP初制覇後に「これが最後」と一度は涙と決別したが、込み上げる思いは抑えきれなかった。
 16年に鳴門で開催された第21回大会は予選トップながら準優でコンマ04のF。そこで味わった悔しさが、成長への原動力だ。「蒲郡(15年メモリアル)と鳴門の敗戦が自分の財産。あれが今の自分をどんどん強くしてくれている」。失敗を糧に目覚ましい進化と活躍。5年連続年間勝率1位、4期連続同1位など続々と記録を打ち立てた。
 優勝賞金3300万円を手にし、獲得賞金は大台1億円を突破した。さらには今年11Vと爆走中。「みんながあこがれるようなカリスマ性を上げていきたい。全部のSGを取れればすごい存在になる。誰も狙えない勝率と優勝回数を取りたい」。理想とする最高のボートレーサーにまた一歩近づくボートレース界の絶対エースが、年末に向けたSG戦線をとことん盛り上げる。

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