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伊賀の同性カップル、中高生にLGBTについて講演 <いがびと再訪>

2020年7月26日 05時00分 (7月26日 13時51分更新)
腕輪やマスクを手に「レインボーはLGBTのシンボルカラーです」と説明する嶋田さん(左)と加納さん=伊賀市猪田で

腕輪やマスクを手に「レインボーはLGBTのシンボルカラーです」と説明する嶋田さん(左)と加納さん=伊賀市猪田で

 伊賀市猪田の同性カップル加納克典さん(40)と嶋田全宏(まさひろ)さん(44)は一〜二月、市内の中高二校で講演した。「事前に募った質問に答え、LGBT(性的少数者)にどんな考えを持ったか、生徒同士で共有してもらった」と加納さん。異なる意見を認め合ってほしいという願いからだという。
 講演後にもアンケートを取り、動画投稿サイト「ユーチューブ」で回答を公開した。「一方的に話して理解を求める段階から一歩進めた」と感じている。「LGBTを受け入れられない子もいる。適度な距離感を保つことも、一つの方法と知ってほしい」
 大阪市から移住し四年。嶋田さんは「地域からの支えが力強い」と話す。市内の組みひも製造業「糸伍」はLGBTのシンボルカラーの虹色で腕輪やしおりを商品化。嶋田さんは「啓発イベントが再開すればそこでも販売する。アライ(理解者・支援者)の方と一緒に活動するのは画期的なこと」と声を弾ませた。
 当事者とアライが交流し相談ができるコミュニティースペースを開くのが次の目標。加納さんは「一人も来場がなくてもいい。伊賀にこういう場所があるというだけで、安心してくれる人が居る」と考えている。

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