太子像とお堂 お披露目 砺波・木下 修復完成で法要

2020年7月26日 05時00分 (7月26日 11時59分更新)
(上)修復された太子像を拝む住民たち=砺波市の木下公民館で(下)修復された太子堂=砺波市木下で

(上)修復された太子像を拝む住民たち=砺波市の木下公民館で(下)修復された太子堂=砺波市木下で

  • (上)修復された太子像を拝む住民たち=砺波市の木下公民館で(下)修復された太子堂=砺波市木下で
 砺波市木下地区は地元に伝わる砺波地方最大級の太子像(高さ九十五センチ)と太子堂を修復した。修復完成法要を兼ねた太子さま祭りが二十五日、地元公民館であり、新しくなった太子像がお披露目された。
 太子像は寄せ木造り。地元の由来によると、江戸末期に氷見の大工が彫り、明治の廃仏毀釈(きしゃく)を免れるため山中に埋めたとされる。氷見の寺の住職になった木下出身者が太子さまのお告げを受けて掘り出した。明治三十二(一八九九)年、「木下を救いたい」とのお告げがあり、地元の若者が近くの寺に運んで仮安置し、明治後期に太子堂を作って安置した。
 お堂は現在、木下神明社前にあり、一九九一年に屋根を直した後、今年四月から柱なども作り直した。像は九五年に塗装し直したが、お堂修復のため取り出したところ傷みが激しいことが分かり、改めて塗装した。
 祭りでは住民四十余人が塗装をし直し色鮮やかになった太子像に手を合わせた。木下神明社の森田栄佐夫(えさお)総代長(71)は「木下で疫病や火災がないよう守ってほしい」と願い、担当の窪田信雄さん(71)は「みんなでお守りしていきたい」と話した。(松村裕子)

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