後輩よコロナに負けるな!朝乃山「前に進んで」今月活動再開の母校・近大相撲部に白星エールで7連勝

2020年7月25日 20時25分

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朝乃山(右)が寄り切りで宝富士を下す

朝乃山(右)が寄り切りで宝富士を下す

  • 朝乃山(右)が寄り切りで宝富士を下す

◇25日 大相撲7月場所7日目(東京・両国国技館)

 攻めは右四つだけじゃない。大関・朝乃山(26)=高砂=はそう言いたげに、宝富士得意の左四つから寄り切ってみせた。立ち合いの右差し狙いは不発でも、圧力をかけて前へ前へ出続けて連勝は自己最長の7に。後半戦に向け、安定感は増すばかりだ。
 「立ち合いから自分の相撲。いなされた時も足がついていったんで、その後は相手をよく見ながら、攻め切れたと思います。左差しでも構わずでした」
 初日からの勝ちっ放しや、大関昇進後では初の近大OB対決完勝について問われても「はい」「何も考えてない」と素っ気ない。胸に秘める熱い思いは、土俵上で表現する。
 春場所前、近大に出稽古して若さあふれる相撲部の後輩たちから、エネルギーを分けてもらって大関とり成就につなげた。その後、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、部は活動を休止。今月中旬の場所直前に再始動したばかりだ。
 「コロナの影響で学生の大会も、どんどん中止になっている」と思いやってから「そんな中で本場所が開かれて応援してもらいたいし、僕らが頑張れば後輩たちも何か考えて、できることを探してやってもらえると思う。あきらめず、前に進んでもらいたい」。快進撃が、母校への恩返しと後輩の道しるべになると信じている。
 連勝街道にも落ち着きは変わらない。「自分の相撲を取り切ることだけ意識して、千秋楽まで頑張りたい」。ストレート給金は通過点。ファンのより大きな期待へ突き進む。

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