聖隷、逆転8強 夏季県高校野球

2020年7月25日 05時00分 (7月25日 05時03分更新)
聖隷クリストファー−浜松西 5回表聖隷クリストファー2死満塁、右中間に走者一掃の適時三塁打を放つ大橋=草薙球場で

聖隷クリストファー−浜松西 5回表聖隷クリストファー2死満塁、右中間に走者一掃の適時三塁打を放つ大橋=草薙球場で

  • 聖隷クリストファー−浜松西 5回表聖隷クリストファー2死満塁、右中間に走者一掃の適時三塁打を放つ大橋=草薙球場で
 夏季県高校野球大会は二十四日、浜松、草薙、清水庵原、愛鷹の四球場で四回戦八試合を行い、ベスト8が出そろった。昨夏Vの静岡、準Vの駿河総合、ベスト4の島田商ほか、静岡商、静岡市立、常葉大菊川、聖隷クリストファー、浜松開誠館の顔ぶれ。浜松開誠館は初の8強。準々決勝は二十六日に清水庵原、草薙の両球場で行われる。
 聖隷クリストファーが浜松西に逆転勝ちした。1点をリードされた聖隷クリストファーは五回、同点に追い付いた後の2死満塁から大橋が走者一掃の三塁打を放つなど、この回一挙に5点を入れて流れをつかんだ。
 浜松西は一回に水野の中前打で先制。逆転された五回にも1点を返したが、9残塁と好機を生かし切れなかった。

◆満塁一掃大橋決めた

 聖隷クリストファーの四番に座る大橋琉也選手(三年)は、初球に甘く入った球を見逃さなかった。五回表。この回、同点に追い付きさらに迎えた2死満塁のチャンスで、流れを一気に引き寄せる勝ち越しの三塁打を右中間に放った。
 二、三回戦では六番打者だったが1本も安打を出せなかった。今日こそは−。そう思っていたところ、試合前に四番打者として入ることを知らされた。「聞いてからはしばらく緊張してバクバクでした」とはにかむ。
 この日の打席には、エース城西裕太投手(三年)への思いも込められていた。「二、三回戦はチームが全体的に打線が振るわず、城西にどうにかしてもらうという展開が続いた。城西がつらそうな様子も感じていた」と振り返る。「だからこそ今日はバッティングでカバーしたい。任された四番として自分の力で勝利を手にできたら−」。強い覚悟を胸に打席に立った直後の、待ちに待った今大会初安打だった。
 上村敏正監督も「同点じゃなくて、勝ち越したかった場面。まさにそこで大橋が打ってくれた」と褒めたたえる。
 「この試合で、1点が大事だと感じた」と話す大橋選手。次の常葉大菊川戦について「まずは一つのアウト、一球に集中してやれることをやりたい。チャレンジャーの気持ちを忘れずに勝負できたら」とまっすぐに語った。 (細谷真里)

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