IOC調整委員長が苦言 東京五輪あと1年…”新たな形”「はっきりとした概要は見えていない」

2020年7月24日 14時20分

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国立競技場と五輪モニュメント

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 来年に延期された東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(70)が24日、「開幕まで1年になったが、簡素化される大会が、どのような形になるのか、はっきりとした概要は見えていない」と現状に苦言を呈した。
 来年7月23日に開幕する東京五輪まで1年を切った同日、コーツ委員長はオーストラリア紙デイリーテレグラフに寄稿。「朗報は選手村や国際放送センター、メインプレスセンターを含め、42の会場すべてが使用できることになり、当初の通りの競技日程になったこと」とした。
 そのうえで「この新しい状況下では、効率的で安全かつ、持続可能な大会を開催できるよう、延期によるコスト面の影響を軽減し、大会自体を簡素化しなければならない」と強調。続けて「新型コロナウイルスによる国内外の状況は日々、変化している」としながらも、簡素化の明確な概要がいまだ見えてこないことを問題視した。
 新型コロナ対策については「簡単なことではないが、安倍晋三首相、小池百合子都知事、組織委員会の森喜朗会長らトップが主導する責任がある」と注文をつけた。全体的に控えめな言い回しだが、遅々として進まない大会の簡素化の計画、日本国内の新型コロナウイルス対策の不備、アスリートたちの意見が反映されていない現状などを的確に指摘した。

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