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ドラフト候補の帝京大可児・加藤翼投手が8奪三振!マメが潰れるアクシデントも中日米村スカウト「力はある。原石ですね」

2020年7月24日 12時01分

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力投する帝京大可児の加藤翼

力投する帝京大可児の加藤翼

 今秋のドラフト候補に挙がる帝京大可児高(岐阜)の153キロ右腕、加藤翼投手(3年)が24日、岐阜県可児市のKYBスタジアムで行われた2020夏季岐阜県高校野球大会2回戦・武義戦に先発。3イニングで8三振を奪い、6球団のスカウトにアピールした。
 2回の途中で右手中指のマメが潰れるアクシデントがあり、制球を乱したものの、カーブ中心の投球に切り替えて、1安打1四球無失点。直球の最速は149キロだった。許した安打は内野安打で、外野に打球が飛んだのは1回の2番打者の中飛のみ。9つのアウトのうち、8つを三振で奪う快投だった。「持ち味を出せなかったので、自己評価は悪い方。それでも、三振は取れたので40点くらい」
 入学時、直球は130キロにも届かなかった。転機となったのは投手コーチの田中祐貴さん(41)との出会い。「ユウキ」の登録名で近鉄、オリックス、ヤクルトでプレーした元プロの投手から、技術面や栄養面の指導を受け急激に伸びた。
 体重は入学後に15キロ増えて、球速は20キロ以上アップ。「ユウキさんの存在がなかったら、今の自分はない」と心酔し、「進路はプロ1本です」と言い切るまでの投手に成長した。
 視察した中日の米村チーフスカウトは「課題はいろいろあるが、力はある。原石ですね」と素材の良さを認めた。阪神・熊野スカウトも「きょうは良くなかったが、あれだけスピードが出るのだから楽しみ。プロでもっと下半身を使えるようになれば、とんでもない投手になる可能性がある」と評価した。
 ▼加藤翼(かとう・つばさ) 2002(平成14)年12月14日生まれ、岐阜県下呂市出身の17歳。178センチ、78キロ、右投げ右打ち。小学2年から金山クラブで野球を始め、帝京大可児高では1年秋からベンチ入り。背番号1を付けるのは今大会が初めて。50メートル走のタイムは6秒1。遠投125メートル。

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