本文へ移動

「希望の炎、輝いて」 池江璃花子選手が五輪1年前でメッセージ

2020年7月24日 08時32分 (7月24日 08時42分更新)

◆世界へ向けて国立競技場から発信

聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手=23日、東京都新宿区で(代表撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期された東京五輪の開幕まであと1年となった23日、白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子選手(20)=日本大2年、ルネサンス=が五輪のメインスタジアムとなる国立競技場で世界のアスリートらにメッセージを送った。
 大会組織委員会が東京五輪の開会式開始と同じ時刻の午後8時から実施した行事に登場した。白い服に身を包んだ池江選手は無観客の競技場で聖火のランタンを掲げ、「希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる。1年後の今日、この場所で、希望の炎が輝いていてほしい」と語った。

◆自身の経験も交え、医療従事者に感謝

 自身が病気を患った経験に触れ、新型コロナの治療に当たる医療従事者に感謝の言葉も述べた。その上で、「スポーツが決してアスリートだけでできるものではないと学んだ。さまざまな人の支えの上にスポーツは存在する。本当にそう思う」と実感を込めた。
 池江選手は昨年12月に退院。2024年パリ五輪を目指すと表明し、今年3月にはプールでの練習を再開した。困難を乗り越えて前進する池江選手にメッセージを発してもらおうと組織委が今回の行事に起用。同日に競技場内から世界に配信された動画にも出演した。 (磯部旭弘)

関連キーワード

PR情報

東京五輪の新着

記事一覧