【石川】北陸 鉄路の記憶へGO 香林坊で写真展

2020年7月23日 05時00分 (7月23日 11時49分更新)
懐かしさに見入ってしまう「よみがえる記憶 北陸の鉄路」写真集発売記念の写真展=22日、金沢市のうつのみや金沢香林坊店で(久米洋一撮影)

懐かしさに見入ってしまう「よみがえる記憶 北陸の鉄路」写真集発売記念の写真展=22日、金沢市のうつのみや金沢香林坊店で(久米洋一撮影)

  • 懐かしさに見入ってしまう「よみがえる記憶 北陸の鉄路」写真集発売記念の写真展=22日、金沢市のうつのみや金沢香林坊店で(久米洋一撮影)
 北陸の鉄道風景を紹介する写真展「よみがえる記憶 北陸の鉄路」は二十二日、金沢市のうつのみや金沢香林坊店で始まった。八月十六日まで。本紙が毎週月曜日の朝刊で連載中の企画を写真集として出版するのに合わせて催し、北陸鉄道の旧金沢市内線などの写真が並んだ。
 展示されたのは犀川大橋付近や香林坊交差点を走る金沢市内線の路面電車など三十一点。一九六〇(昭和三十五)年から鉄道写真を撮り続ける鉄道友の会北陸支部長の西脇恵(めぐむ)さん(81)=同市大桑町=が撮影した。
 学生帽の若者や旧型の自転車、商店の看板もとらえられ、当時の生活がにじむ。六三(昭和三十八)年の三八豪雪で埋もれた路面電車の車庫も記録している。能登地方に向かう蒸気機関車(SL)の「ふるさと列車おくのと」が国鉄金沢駅の始発式で吹奏楽の演奏で祝福された写真もある。
 「自家用車が現在よりも普及していない時代。路面電車がガタゴト揺れるのも心地よかった」。会場では、子どものころ、家族と同市片町の百貨店で買い物するために路面電車に乗った金沢市中村町の加藤明夫さん(65)は懐かしんだ。
 写真集は、モノクロネガ一万枚超から五百枚を選び、私鉄、国鉄、廃止路線を含め計三十八路線をまとめた。A4判、百七十六ページ。千八百円(税別)。発売日は二十八日だが、うつのみや金沢香林坊店では先行販売している。
 写真集出版と写真展は発刊六十年を迎えた北陸中日新聞の記念事業。写真展は八月三〜七日にJR金沢駅のコンコースで、同九〜三十一日に金沢市鞍月の金沢ビーンズでも開く。

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