5球団が視察…元近鉄“ヨッシャー監督”も「ドラフトに掛かる素材」と推す“伸びしろ”右腕

2020年7月22日 17時08分

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大商大の吉川貴大投手

大商大の吉川貴大投手

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 “ヨッシャー監督”がプロ入りに太鼓判を押す投手が大商大にいる。吉川(よしかわ)貴大投手(4年)=島根・開星高出身=だ。
 元近鉄監督で、かつて中日ではヘッドコーチを務めた佐々木恭介・大和高田クラブ監督(70)は22日、関西六大学野球の春季リーグ戦代替試合の大商大―大院大戦(滋賀・皇子山)を視察。先発した大商大・吉川の力強い投球に「ドラフトに掛かる素材」と推奨した。
 吉川は開星高で2016年のセンバツに出場。1回戦で八戸学院光星に敗退した。大学では1年春からメンバー入りもリーグ戦は未勝利。それも無理はない。昨年は2枚看板を誇るチーム。左腕の橋本侑樹投手が中日ドラフト2位、右腕の大西広樹投手がヤクルト同4位でともにプロ入りするなど、吉川は昨秋、2試合1イニング3分の2しか投げていない。出番は少なかった。
 その経験の乏しさも佐々木監督から言えば「使い減りしてない」と“伸びしろ”に。この日最速は145キロで、4イニング3分の1を投げて4安打の3失点。4回の先頭で指名打者の三藤(みふじ)成一郎捕手(2年)=延岡学園=に本塁打されてから崩れた。「制球が甘かった。最後まで修正できなかった」と反省。それでも落差のあるカーブと小さく沈むスプリットを織り交ぜて4三振を奪った。
 課題はある。佐々木監督は「今はベルト付近の球が多い。大学生相手では空振りを取れるが、プロでは打たれる。あとボール2個分低めにくれば角度もあるので、プロでも通用する。カーブも良い」と話した。この日は阪神、広島、オリックス、日本ハム、ソフトバンクと5球団のスカウトが視察。吉川は「もっともっと良い投手になった時に富山監督に相談する」と明言を避けた。社会人入りの情報もあるなか、今秋ドラフト候補はどんな決断を下すのか注目が集まる。

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