ジャニーさんが”最後の肉声”で託した「美 少年」への希望 「今の子たちはすごい。ジャニーズも新しくなって…」

2020年7月24日 18時00分

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ジャニーズ事務所

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◇記者コラム


 時がたつのは早いもので、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長が昨年7月9日に亡くなってから1年が過ぎた。
 久しぶりに故人の声が聞きたくなってレコーダーを掘り起こした。最後に直接取材したのは平成から令和に変わる2日前の昨年4月29日。元号をまたいで東京・シアタークリエで「ジャニーズ銀座」のステージに立つJr.グループ「美 少年」の取材日だった。
 「彼らはね、8月にアメリカに行くんですよ。まだメンバーも知らないですけど」。メンバーはおろかスタッフすら初耳のサプライズに度肝を抜かれた。
 昭和に始まったジャニーズの歴史を振り返れば、初代グループの「ジャニーズ」や「少年隊」も米国で武者修行している。新時代でも世界に羽ばたくグループになってもらいたいと、当時平均年齢16・5歳だった「美 少年」の6人に希望を託したのだった。ジャニーさんのルーツでもあるロサンゼルスのリトル・トーキョーで毎年8月に開催される「二世週日本祭」のパレードに出演させるという計画だった。
 「今の子たちはね、すごいですよ。三味線にしろ和太鼓にしろ、やったことないのに平気でできる。日本のいいところを絶対知ってもらいたいし、パレードに参加することによって一気に知名度上がりますから。これからも外国でどんどん出て行ってほしい。元号が変わりますが、それ相応に世界のどこにも負けないくらい(ジャニーズも)新しくなってほしいと思いますね」
 その8月を迎える前に旅立ってしまったジャニーさんへの思いを胸に、彼らは現地でライブパフォーマンスを行い、パレードにも参加した。あれから1年。「美 少年」は6人そろってテレビ朝日系連続ドラマ「真夏の少年~19452020」(7月31日スタート、金曜午後11時15分)に主演することが決定。着実に成長を遂げている。
 天国のジャニーさんもきっと喜んでいるだろう。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってショービジネスの世界は窮地に追い込まれている。新たな生活様式がニューノーマルとなりつつある今、ジャニーさんならどんな秘策でピンチをチャンスに変えるだろうか―。とんでもないサプライズを聞いてみたかった。(江川悠)

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